第1次予選
練習曲1作品以上を含む自由な選択(出版されている作品に限る。)により演奏時間20分以内で演奏する。
第2次予選
(1) と (2) を演奏する。演奏時間は合計40分以内とし、(2)の新作品を1曲目に演奏する。
下記の古典派作品、ロマン派作品、近・現代作品より、2つ以上の異なる時代区分から、2作品以上(出版されている作品に限る)を選択し演奏する。ただし、第1次予選で演奏する曲は除外する。
古典派 | ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン |
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ロマン派 | シューベルト、メンデルスゾーン、ショパン、シューマン、リスト、フランク、ブラームス、サン=サーンス、チャイコフスキー、グリーグ |
近・現代 | フォーレ、ドビュッシー、スクリャービン、ラフマニノフ、シェーンベルク、ラヴェル、バルトーク、プーランク、メシアン、ヴェーベルン、ベルク、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、シマノフスキ、武満徹、三善晃、間宮芳生、矢代秋雄 |
第12回浜松国際ピアノコンクールのために作曲された日本人作曲家(猿谷紀郎氏)による新作品(5~7分程度)。新作品の楽譜はコンクールの3ヶ月前に予備審査を通過した者に送付する。なお、コンクール前にこの新作品を公開演奏することを禁じる。
第3次予選
(1) と (2) を演奏する。演奏時間は合計70分以内とし、(1)の室内楽を最初に演奏する。なお、第2次予選の結果発表後に、楽譜の提出を求めることがある
室内楽下記のa.かb.のいずれか1曲を選択し、事務局が指定する弦楽器奏者と協演する。楽譜はベーレンライター版を使用し、繰り返しは省略する。
モーツァルト | a.ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 K.478 |
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b.ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 K.493 |
自由な選択によるソロリサイタルただし、第1次予選、第2次予選で演奏する曲は除外する。
本選
■ オーケストラ : 東京交響楽団
■ 指揮 : 梅田 俊明
下記のピアノ協奏曲のうち1曲を選択し、東京交響楽団と協演する。
ベートーヴェン | 協奏曲 第1番 ハ長調 op.15 協奏曲 第2番 変ロ長調 op.19 協奏曲 第3番 ハ短調 op.37 協奏曲 第4番 ト長調 op.58 協奏曲 第5番 変ホ長調「皇帝」op.73 |
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ショパン | 協奏曲 第1番 ホ短調 op.11 協奏曲 第2番 へ短調 op.21 |
シューマン | 協奏曲 イ短調 op.54 |
リスト | 協奏曲 第1番 変ホ長調 S.124 協奏曲 第2番 イ長調 S.125 |
ブラームス | 協奏曲 第1番 ニ短調 op.15 協奏曲 第2番 変ロ長調 op.83 |
サン=サーンス | 協奏曲 第2番 ト短調 op.22 協奏曲 第4番 ハ短調 op.44 協奏曲 第5番 へ長調「エジプト風」op.103 |
チャイコフスキー | 協奏曲 第1番 変ロ短調 op.23 |
ラフマニノフ | 協奏曲 第1番 嬰へ短調 op.1(改訂版) 協奏曲 第2番 ハ短調 op.18 協奏曲 第3番 ニ短調 op.30 パガニーニの主題による狂詩曲 op.43 |
ラヴェル | 協奏曲 ト長調 左手のための協奏曲 |
バルトーク | 協奏曲 第1番 協奏曲 第3番 |
プロコフィエフ | 協奏曲 第2番 ト短調 op.16 協奏曲 第3番 ハ長調 op.26 |
グリーグ | 協奏曲 イ短調 op.16 |
- 【 注意事項 】
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- ・課題曲を入力する際は、作曲者名、曲名、調、作品番号(予選曲については楽章、演奏時間も)を正確に入力すること。
- ・日本人作曲家による新作品及び室内楽を除く課題曲は暗譜し、審査委員の特別の要望がない限り最後まで演奏する。
- ・演奏の規程時間は厳守すること。演奏が規定の時間を超えた場合など、審査委員が演奏を中断させることがある。
- ・選択した課題曲の変更は、2024年8月31日までにメールで事務局に届け出のあったものについてのみ認める。